2013年06月12日
日本のマンション事情 4
前回も記事の内容の中でふれたように
このようにしてマンションは古くなり、居住者の入れ替わりの多いマンションは
スラム化に近づいて行きます。
またこの手のマンションは管理費と修繕積立金のバランスが悪いマンションが
多いのも特徴です。
たとえば管理費は世間並みの1万円前後、修繕積立金は5千円とします。これでは
20年に一回しか大規模修繕をすることができません。
その途中で、大きな不慮の大修理があれば、25年目で大規模修繕工事ができるのが
やっとです。
これを防ぐには区分所有者の誰かが気がつくか、理事長になった方が早く気付くかが
ポイントです。
自分たちでどうしようもなくなったら、外部の有識者を理事会に参加して頂くのも
方法の一つです。
大橋マンション管理士事務所